漢方で便秘解消

便秘を解消するために漢方薬を使用することもよくあります。しかし、漢方薬には色々な種類があるため本当に自分に合った漢方薬を選ぶことが重要です。



サイトトップ > 大柴胡湯

スポンサードリンク

漢方で便秘解消

大柴胡湯


「大柴胡湯」(ダイサイコトウ)は、体力のあるガッチリとしたタイプで便秘がちの人や、みぞおちから肋骨の下部が強く張っている人などに向いている漢方薬です。


具体的には、肝臓や胆のうの病気、胃腸の病気、便秘や痔、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり、めまい、耳鳴りなどに効果があります。「大柴胡湯」は、主薬となる柴胡(サイコ)をはじめ、黄ごん(オウゴン)、半夏(ハンゲ)、枳実(キジツ)、大黄(ダイオウ)、芍薬(シャクヤク)、生姜(ショウキョウ)、大棗(タイソウ)の8種類の生薬からなります。


柴胡と黄ごんの組み合わせにより、炎症をしずめる効果が高まります。半夏と枳実は、胸のつかえ感や吐き気を抑えたり、気分を落ち着けるのに役立ちます。その他、便通を良くする大黄、痛みを取る芍薬などが配合されています。これらが一緒に働くことで、よりよい効果を発揮するようになります。


「大柴胡湯」は体力の充実している人に向いている漢方薬です。したがって、身体が冷えやすい人や虚弱体質の人は控えたほうが良いと思います。また、胃腸が弱く、食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢などを起こしやすい人は慎重に使用するようにして下さい。


また、軟便や下痢をしている人は、使用するのを控えたほうが良いでしょう。その場合には、大黄を取り去った「大柴胡湯去大黄」を使用したほうが良いと思います。


漢方で便秘解消

MENU



スポンサードリンク