漢方で便秘解消

便秘を解消するために漢方薬を使用することもよくあります。しかし、漢方薬には色々な種類があるため本当に自分に合った漢方薬を選ぶことが重要です。



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漢方で便秘解消

大黄甘草湯と桃核承気湯


「大黄甘草湯」(ダイオウカンゾウトウ)は、腸の運動を活発にして便通を良くしてくれる漢方薬です。 「大黄甘草湯」は、その名が示すように「大黄」と「甘草」の二種類からなります。


「大黄」は中国原産の薬用植物で、アントラキノン系の大腸刺激性の下剤成分を含んでいます。もう一つの「甘草」には緩和作用があり、便秘にともなう腹痛や排便時の痛みをやわらげます。


「大黄甘草湯」は、漢方の代表的な便秘薬です。漢時代の「金匱要略」という古典書に載っているシンプルな漢方薬ですが、今でもよく使使用されています。どちらかというと体力の充実している人向けですが、体質にはそれほどこだわらずに使用することが可能です。


他の漢方薬と併用する場合は、「大黄」の重複に注意しましょう。また、「芍薬甘草湯」など甘草を含む他の漢方薬といっしょに飲むときは、「偽アルドステロン症」の副作用に注意が必要です。


また、「桃核承気湯」(トウカクジョウキトウ)は、血液循環をよくするほか、便通を良くしたり、不安やイライラを鎮めて気分を落ち着かせる作用をもった漢方薬です。ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。


体力のあるガッチリタイプもしくは肥満体質の人で、顔色がよくのぼせ気味、また下腹部が張り便秘がちの人に向いている漢方薬です。女性の生理不順、重い生理、生理にともなう不安やイライラ、腰痛、便秘、打ち身、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり、めまいなどに適応します。また、そのような症状をともなう子宮の病気にも応用されます。


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